カリウム肥料の自作



カリウム肥料の重要性については、最近特に注目されているようです。
それ故に、そろそろ某A○Aの殿様商売も危なくなるのでは?と思ったりするのですが、
それはさておき、このカリウム肥料は結構高かったりします。
ブライティKの500mlで1500円前後、私の愛用するイニシャルスティックもそれくらいでしょうか?
今回はコイツの自作について書きたいと思います。

先に・・・


警告:カリウム肥料はエビの健康を害する場合があります。
今回使いましたのはコチラ。

なんか怪しいキャラクター『スコッピー』が微笑んでおりますが、
園芸用肥料の硫酸カリウムです。
200円ほどで、ホームセンターなどで手に入ります。




成分

ブライティKの成分は炭酸カリウムで、今回使うのは硫酸カリウムですから、
同じカリウムでも、いろいろ違いが出てきます。それが残留物です。
細かいことは省きますが、炭酸カリウムの方が心配は少ないです。
硫酸カリウムは硫化物の残留が懸念されていて、敬遠する方もいます。
これも自己責任で試しましたが、普通に定期換水をしていれば別に平気だと思いました。
純度の低さからの不安もあるようですが、天変地異は起きていません。
逆にミネラル補給とも言えますし、有害物質も水草が吸収するかなと楽観してみたり。
何と何がどうなると何が起こるのかの解明は観賞用水槽では出来ませんから怖いですけど・・。

不安な方は純度の高い炭酸カリウムを使いましょう!(その分価格も高いです)



濃度

保障成分は50%以上と言うことで、実際の量に対して50%以上の硫酸カリウムを含んでいます。
これを水に溶かして使うことになるのですが、ブライティKの濃度を計算した偉い人の
分析によりますと、1リットル中にカリウム14gを溶かすと、ブライティKの濃度と一緒になります。
てことはブライティKは500mlで7gしか使ってないのに1500円・・?

しかし、今回使用する硫酸カリウムの成分のうち、50%は硫酸カリウムではないと
読み取ることができますので、単純にブライティKの濃度にするには
1リットル辺り28g入れると丁度いい感じでしょうか。
(この分析については、より楽に安定的な添加をする為に解明されたことですから、
自己責任で自分なりの比率を作り出すのもいいと思います。裏を返せば、常識的範囲なら適当でいいということ。)



手順

1:蒸留水である必要はありませんが、水を適当な鍋で沸騰させます。

2:硫酸カリウムを好きな量入れます。このとき、他の肥料と調合したいのなら、
  ここで入れてしまったほうがいいです。

3:とりあえず完成なのですが、色々不純物が含まれているので、コーヒーフィルターなどで
  漉してしまいます。

4:完成。


ポイント

ハイポネックス原液は、硫酸カリウムと反応して、カルシウム分が沈殿します。
これには別に害はありません。

なんでもかんでも混ぜればいいというものでもありません。
鉄分補給に使われるメネデールは二価鉄を含んでいます。水道水と混ぜるだけで
塩素と反応して効果が失われてしまいます。よっぽど自信があれば別ですが、
それ以外ならばメネデールは単体で使用した方が良いです。

木酢液と混ぜると何故かすごーく醗酵したようになって熟成(笑)するまで悪臭を放つ場合があります。
熟成が終わると土の匂いになりますが、どうなってしまっているのかはよくわからないです。






左から、メネデール、イニシャルスティック、自作液肥(ハイポベース)、自作液肥(カリウム主体)、木酢液です。





 

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