| 地元城跡に潜入! |
子供の頃から探検に興味があり、ずっと憧れていたものだが、
子供のうちではどうにもこうにも探検なんぞできるはずはなかった。
いよいよ探検をしようと思ったのは、車を手に入れてしばらく経った頃だった。自分の写真が余りないことに気付いたのだ。親父の若い頃の写真は沢山あって
それは海外旅行なんかに行った写真が多くて、幼い頃に「此処は何処だ?」などと
色々訊いたりしていた。それなのに、自分が何かをした写真がないのは、
将来にちょっと切ない思いをする気がしたのだ。
自分に子供ができたときに、「親父は探検家だった!」なんて話を聞いたら、
私だったらかなりテンションが上がってしまうだろう。
そんな思いもあって、探検記録を作ることにしたのだ。
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| 出発。 親友のSとは高校の頃からの付き合いで、変わり者同士それなりに
仲良くしていた。お互いに仲間のできにくい趣味を持っていたし、魚や爬虫類を
飼っていたこともあり、高校時代には自転車でよく旅行をしたりしていた。
探検計画を立てたのは、初夏だった。シークミーの続編のネタ探しである。
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| What's吉見? |
吉見とは、私の住む埼玉有数のオカルトスポットである。
地理的にも沼や地下水が網の目のように入り組み、地域独特の不気味さをかもし出していた。
その中でも、一番のスポットは、『百穴』だ。
此処はよく特撮モノの撮影に使われるし、坂下千里子がガイドをしている「もしもツアーズ」などでも
紹介されていて、中の土産物屋には、そのロケ風景の写真などもあり、
他にも小学生の社会化見学の対象になっていたりする。しかし、実に奇妙な場所なのだ。いくつもの時代の遺物がその場所に複雑に入り組みながら存在している。
古墳時代の墓である百穴の下には、戦時中の中島飛行場の工場トンネルが張り巡らされ、
道をはさんだ反対側には、城跡がある。そしてその下には地主が岩を掘りぬいて作ったという
岩窟ホテルが存在する。更には、岩窟ホテルは中島飛行場工場の地下トンネルと繋がっていると言うのだ。
もちろん一番気になるのは地下トンネルである。
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| 祈願(実はそれまでも何度か探検には出かけていたのだが、今回はオカルト目的だったので、神社に行ってからチャレンジした)
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カメラテストも兼ねて写真を撮っていたが、実にいい天気だった。
最高の日和だ。放置されたお稲荷さんにお参りのご利益を疑ってしまったが、
きっとうまくいくに違いないと思いつつ、車を走らせた。 |
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| 到着 |
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入り口の辺りに住んでいる「リリー」という犬。
すごく臆病なので、きっとヤンキーにいじめられて
ラッカースプレーで足に「ブレンボ」頭に「水平対向」などと
書かれてしまったのかと思いきや、
小屋の上に『正道会館館長!!』の文字が!!
よかった・・下手にちょっかいでも出したら
瞬殺されてしまうところだった・・・。おお・・ミステリースポット吉見!!
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これは岩窟ホテルでも有名なアングルの写真。
岩を掘りぬいて作った非常に珍しい建造物だ。
きっと、百穴を見る日々を過ごすうちに、岩を
ホテルにすることを思いついたのであろう。現在は見ての通り、鉄パイプで塞がれていて
入ることは・・・・黙秘します。
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遠景。二階にも窓があるのが伺える。
結構大きな存在なのである。
ちなみにこの真上が、くだんの城跡である。
地主のおっちゃん、とんでもないところに
とんでもないものを・・・。でも、今は此処を訪れる人の目の楽しみとして
歴史の一部になっている。
むしろ、最近作られたものだからこそ
ロマンをそそられるではないか・・。
更に地下に迷路のような通路があるというのだから
ヨダレが出てくる。
しかし・・・
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実はこんな感じでフェンスが張られているのです。 無茶して入らないように。
※冗談抜きで人工洞は危険です。
普通に崩落します。
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城跡に入る際に通るお堂。
よく分からないアングルで申し訳ないです。
だって前を歩いてた雑誌編集者っぽい人たちが
このアングルで撮っていたから、
さぞ素晴らしい構図なのかと思って・・・。
ヘタクソめ!!(誰が??)ではお堂に入ってみる・・・。
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| なんじゃこりゃあああ!! 一人で来たら確実に何人か持って帰ってしまう予感・・・。
水子なのでしょうか・・?かなりたじろいでしまった・・・。
でも、そのとき相棒のSはといえば・・・
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S「見て見て!!アリジゴク捕まえた!!」 おいおい・・アリジゴクどころか
俺たちの周りの地獄的光景を考えようぜ!
私「わかったわかった。神社仏閣には何故か沢山いるよな。」
S「なんでだろうね?」
私「なんでかね?」
※誰か教えて下さい。
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私も記念写真を撮ってみた。
ネット上で公開する予定だったので、顔は隠してしまっている。
多分、これからもネットでは隠すだろう。ていうか・・牢屋??ここは地蔵の牢屋なのですか??
出てこないように・・呪わないように・・?
いまこうして中に自分から入ってしまった私の運命は・・・。
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ここは、お堂の二階にあたる部分だ。胎内潜りの修験のニュアンスらしく、上に上がるためには
非常に狭く登りづらい階段を上らなければならない。
結構歴史を感じられる作りで、江戸時代に奉納された馬の色や体格の図や、
天井には目まぐるしい量の御札が貼ってあった。
床板はまさしく一枚で、下が節穴からスケスケである。 |
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| いよいよ山の中に入っていく。Part2へ続く!! |
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