| 地元城跡に潜入!part2 |
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お堂を抜けると、目の前に断崖ともいうべき
登山道のようなぬかるみ地帯が現れる。
地面自体が削れ易い粘土質でできているらしく、
降雨によって削られた地形がそこかしこに刻まれている。
これから登ろうとしている場所も、もともと登山道であったのかも知れないが、
ぬかるんでいてとてもじゃないが、散策気分では進入できない。
ちょっとだけ覚悟が必要である。←ところでこの写真、心霊写真だと騒がれて鑑定した人が
足が痛くなったとか持っていちゃダメとか言われたりしたのですが、
なにか見えますか?確かに此処に行った後の私の運勢は悪いけどさ・・。
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いきなりこんな感じの場所を登ることを要求されたりする・・・。
山道扱いになっているのか・・? |
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とりあえず手をかけてみた。日曜の昼下がり・・
一応観光地でもあるので、カジュアルな格好で出かけてしまっていた。
でも、迷彩よりもコケない覚悟を決めるには丁度いいのかも知れない。 |
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頂上にはトンネルがあった。
階段になってるわけでもないし、こんな物登るのなんて
水スペテンションの私くらいのものだ・・。 |
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!!?誰だ!! じゃない。Sだった。実はあんな鎖を覚悟して登らなくても登って来られたのだ。
しかもそっちの方が早い・・。
由来は分からないが、お堂のコンセプトを考えてみると、どうやらこちらも
胎内潜りの風習に基づくものだと思われる。
女性には・・まして妊婦さんともなれば、此処を登るのは大変な作業であり、
もしもコレによってご利益が得られるのならば、
それはそれはありがたいものなのかも知れない。
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こんな山道だ。石のある場所以外はグチャグチャで非常に滑る。
私は写真撮影の際はなるべくSの姿を入れるようにしている。
景色単体よりも状況が分かりやすいからだ。
(決して先に歩かせて危険度を測っているのではない。) |
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ほら、こんな感じで。 もう原生林はもののけ姫的な雰囲気に包まれてきている。
不安になると大声で歌を歌ってしまうのは内緒だ。
しかも今回は落ち武者の心霊写真を撮ろうという非常に
罰当たりな企画で此処に来ているのだ。
帰りに事故っても仕方がない。
ときにSよ・・山に入るのにそんな真っ白な格好で良いのか??
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しかし・・・此処からが問題だった・・・。
我々の前に現れたのは、数々の不気味な現象と荒廃の姿だった・・・。 |
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とりあえず、立派な石碑の前に来てみた。
昼と言うこともあって、特に不気味さは感じない。※後日、ネットで集まった仲間と夜中に此処に来た際に、
デジカメの電源が入らないという現象に
30分間悩まされました。
そういう意味では結構ガチかも知れませんね・・・。
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なんじゃこりゃあああ!!! ここら辺から、思考が停止し始める。
さっき見つけた年代モノのファンタゴールデンアップルの空き缶も
いつの間にか失くしてしまっていた・・。
更に奥に進む。自分の意思で動いているというよりも、
呆然としたままひきよせられるような感覚である。
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ぎょえええええ!!! なんと罰当たりな・・・・
ちゃんと管理されていないにもほどがあるではないか・・・。
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横から・・。 酷い有様だ・・・。
更に!!!
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ちょっともう勘弁して下さい・・・。
なぜこんな事をできるというのか・・。五穀を司る神様ではないですか。
しかも怒ると結構怖いし、非常に怒りやすいと言われているではないですか。
あの神社のお稲荷さんがフィードバックされる。
古来からお稲荷さんはこう打ち捨てるのが慣わしなのですか・・?
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お稲荷さんの正面にあった水場。
お参りした神社とは対照的に、枯れて寂しさが漂っていた。
軒下には蜂が巣を作っている。 |
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同じくお稲荷さんのすぐそばにあった石碑。 終戦記念の石碑と言うのは立派な文字で彫られたものを
そこかしこで見かけるのだが、どんな思いが込められているのだろうか?
私の実家の近くにある神社にも日露戦争終戦の石碑がある。
あの時代の、怒涛の戦争の勢いの中で立てられるには
余りに中途半端な記念だ。もしかしたら、地元では感極まる
何かがあったのかも知れないと考えると、ずっと昔の出来事に
関心も湧いてくる。
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| S「おーい!あっちに何かあるよ!!」 私「なにがー??」
S「ほら、あれあれ!!」
嗚呼・・・見つけてしまった・・。目が悪いSには見えないだろうと思っていたのだが、
直線距離100mほど西側の木陰に、何か建造物があったのだ。
いやな感じがしていたし、落差10mほどの谷を挟んで反対側にあったので、
進入はできないだろうと諦めていたのに、奴が見つけてしまった。
S「せっかく此処まで来たんだから行ってみようよ!」
確かにそうなのだが、装備が・・・何もないのに此処を降りるのですか・・?
此処は城跡、もともと人工的に進入困難な地形を作ってある。
要所同士が結ばれる線を少なくするために、こんな地形になっているのだろう。
私「どのくらいの落差あるか写真に撮りたいから先に行って。」
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卑怯すぎる!!!我ながら何と言う卑怯加減・・・。
いや、本当に純粋にすごい落差だったのだ・・。
←で、結局撮れた写真がコレ。ちょっとSの勇気が報われなかった結果に乾杯!!
目標の建物は写真左上の奥にある。
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| この建物が私に恐ろしい体験をさせることを、このとき私は予期していた気がする。 そして、そこに行こうと言ったSを少し恨めしく思ったのは秘密だ・・。
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到着した。思ったよりも荒れ果てている印象はない。
非常に見えにくい場所にあるからか、此処にこんな建物があることを
いまは誰も知らないのかも知れない。
この城跡の本丸はあのお稲荷さんがあった辺りなので、
此処が何のために存在しているのかはよく分からなかった。森でこういう建物を見つけたら、私はまずぐるりと軒先を見回して、
蜂の巣がないかを確認する。
秩父の鉱山探検で非常に痛い目を見たからだ・・。(後日語ります。)
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賽銭箱・・・神棚・・・空の酒瓶がいくつか・・思ったよりも物は少ない。
神棚についての知識なのだが、某神主さんに訊いたところ、
社などを引き払う際には、御神体を神棚から下ろして他に移すことが
作法なのだと言う。此処を見る限り、荒らされている様子はなく、御神体もなく何を祭っていたのか
分からなくされている。なるほど、祭る神が分からなければ、
その社の衰退を嗤われることも、ご神体が辱めを受けることもない。
でも、そもそもこんな所に社を立てられて祭られることが辱めではないか・・?
看板で存在も示されていないし、他から隠された場所にある。
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| 足元を確かめつつ、中に入り周りを見渡して・・・・・ |
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| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!??? え・・・?
な・・・・!?
ひゃああああ・・・・
不覚にも、背筋が凍りついて微動だにできない状態になってしまった。
この物体が何なのか・・それより離れなくては・・・・
あれ?動けない??
なんで??コレなんだよ(顔までの距離30cmほどしかない。)
とりあえず・・Sだ!S呼ばなきゃ!!ヤバイって!!
私「S!!S!!」
何処かからSの気だるそうな声が聞こえてくる。
S「なにさ〜!!」
私「いいから来いよボケ!!」
口だけは動くが、『それ』からは目が離せなかった。
S「なに〜。」
ノコノコと奴がやってきたときには私は半分キレていた。
私「いいからコレ見ろよ!!」
私はSと場所を入れ替わって目の前に『それ』を突きつけてやった。
S「・・・・・うわっ!!」
Sらしくない素っ頓狂な声だ。
※これは鳥の死骸を加工して釘で突き刺したものだった。
この静かな森の中で・・何が起こったのだろうか・・?
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此処から先は、半分意識も吹っ飛んだような状態で駐車場を目指したのだが、
もと来た道は戻れないので、かなり迷ってヘトヘトになってしまった。 |
| 廃墟は歴史の証人・・・ この地には、まだ地中深くまでも、人間の歴史が地球の流れに逆らいつつ
存在していると言う・・。いつか私はそこに行けるのだろうか??
ルートはいくつか見つけている。
でも、帰りの切符は手に入らないかも知れない・・。
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